・欧州の歌劇場キャスティングディレクターや演出家を招き、実際のオーディションの流れをシミュレーション
・演奏・表現はもちろん、入退室、服装、歩き方、現地語での対応までフィードバック
・自分の持ち味をまず自覚し、魅力を伝えるためのスキルを獲得
次回開催:2025年11月21日|ベルリン日独センター 募集要項はこちらから
ワークショップ「舞台人としての深みとオリジナリティ」
劇場オーディションに招待される前に必ず必要なのが、歌手として、人としての魅力が伝わる書類と動画。
選考する側の視点を取り入れながら、
・レパートリー選定
・アピール力のある動画
・履歴書 (CV)の構成
・応募先に送るメール作成
などを、一緒に調整していきます。
また、劇場キャスティングディレクターやエージェント(音楽事務所)への推薦も行い、「次の一歩」をサポートします。
情報とつながりは大きな力になります。
現地のオーディション情報などを、Facebookグループやオンライン相談会を通じて共有しています。
一人で抱えがちな疑問や不安も、仲間や現地生活経験者とつながることで、具体的な対策や準備につなげることができます。
この活動は、最初は個人の小さなサポートから始まりました。
オーディション準備に悩む若手歌手に向けて、応募書類や動画へのアドバイス、ワークショップを重ねていくうちに、継続的なサポートの必要性が明らかになり、2025年6月にベルリンを拠点とする非営利団体 Verein zur Förderung japanischer Operntalente in Europa e.V.(欧州オペラキャリア形成支援プロジェクト) が正式に設立されました。
・2024年10月|ベルリン:オーディショントレーニング(試験開催)
講師:ヴェロニク・ヴァルター(ハンブルク州立歌劇場 キャスティング責任者・研修所所長)
・2025年3月|ドルトムント:オーディショントレーニング(第2回開催)
講師:アウレリア・エッガース(フォアポンメルン歌劇場 オペラ部門長)
・2025年4月|応募書類フィードバックの開始、および公的後援の獲得
ベルリン日独センター(Japanisch-Deutsches Zentrum Berlin)による後援が承認され、希望者への応募資料支援(履歴書・録音など)がスタート。
応募資料支援を通じて登竜門である著名サマーアカデミーに合格者が出たり、推薦を通じて歌劇場現地オーディションに招待されたりと、着実に実践を積んでいます